CD ・ BOOK

CD リフレッシュ 解説

 

リフレッシュ
1954 / 2004
 
曲目 作詞 訳詞 作曲
01
受験生ブルース  高石ともや 中川五郎   高石ともや
02
遠い世界に  五つの赤い風船 西岡たかし   西岡たかし
03
教訓�  加川良 上野瞭   加川良
04
  はしだのりひことシューベルツ 北山修   端田宣彦
05
あの素晴しい愛をもう一度  加藤和彦と北山修 北山修   加藤和彦
06
雨が空から降れば  小室等と六文銭 別役実   小室等
07
祭りのあと  よしだたくろう 岡本おさみ   吉田拓郎
08
いちご白書をもう一度  バンバン 荒井由実   荒井由実
09
なごり雪  イルカ 伊勢正三   伊勢正三
10
イムジン河  ザ・フォーク・クルセダース 朴世永 松山猛 高宗漢
11
大きな古時計 ボーナストラック H・C・ワーク 保富康午 H・C・ワーク

 

01 受験生ブルース  高石ともや

フォークソングに目覚めたのが中学2年のとき。
それまでは姉の影響からかGSやベンチャーズ、ビートルズとかのエレキ系だったのね。
友だちとロックのバンドを組んでローリングストーンズとかコピーしてた。
深夜ラジオに出演したりして結構やってたんだよ。僕はなんとボーカル、信じられないでしょ。
ギターを弾きたかったんだけど、僕の永遠のライバル、バスケット部のキャプテン坂本君がギターを弾いていた。
うまいんだよこれが、何をやってもかなわなかったなぁ。
でもそのバンドがちょっと別の方向に行っちゃったんで嫌になったところにフォークが出てきたのね。
始めは岡林信康さんだったなぁ、フォークの神様。その神様の先輩格というか先駆者というのが高石さんね。
受験生ブルースは高石さんを有名にしたんだけど、その後はブルーグラス系のフォークグループを結成したのね。
それが高石ともやとザ・ナターシャセブン、いいバンドでした。
バンジョーとかマンドリンとか、ずいぶん勉強さしてもらいました。
去年の12月にメンバーの坂庭さんがお亡くなりになったけど、そのことはニッキでも書いたよね。
ナターシャセブンの思い出は、僕がダウンタウンブギウギバンドの仕事をしていたとき
ジョイントコンサートでいっしょになってちょっとお話さしてもらったときかな。
で、もうそれで縁がないと思っていたら、2000年7月に京都・宵々山コンサートで
福尾さんと一緒に出演したときにまたお会いした。うれしかったなぁ。
若い頃にあこがれた人に会えるってすごいことだよね。
今回のCDでは高石さんか岡林さんの曲を入れたかった。僕のフォークの原点だからね。
でも二人いっぺんに入れちゃうのはちょっと濃すぎるかなぁと思って高石さんにしたのね。
1曲目、なんの飾りもなくギターとベースだけで歌ってます。
録音もギターとベースを1回で録って、ボーカルも1発録り。なんの手も加えていない。
1曲目だからもうちょっと凝った編曲とかしてもらおうと思ったんだけど、やっぱりなにもしなかった。
まぁ、これが僕のやりたかったことだという、一番のメッセージが入っている曲かもしれないね。
トラやのキャベツはキャッで「ひとよひとよにひとみごろ」とか出てくるでしょ。
そんなフレーズの先駆けの歌だね。11PMとか旺文社の辞書とか、いろいろ問題の歌詞も出てくるけどね。
そんなところは時代を感じてくれればいいな。知らず知らずに全部歌える人は、相当のフォーク通 だと思うよ。

2004年4月26日

 

02 遠い世界に  五つの赤い風船
フォークソングが流行りだしたころ、みんなで必ず歌われたのがこの「遠い世界に」だね。
ボーカルの西岡たかしさんが次の歌詞を前で語ってくれるので、お客は全員が歌えたんだよね。
ハモりも独特で、僕なんか旋律よりハモりの方を覚えちゃってるくらいだ。
グループ名は「五つの赤い風船」。変わった名前のグループだね。
初めてのLPレコードが高田渡さんとのカップリングでA面が高田さん、B面が五つの赤い風船。
みんなその頃はデビューしたての新人なんで、一人の力じゃ売れないからカップリングにしたんだろうな。
URCレコードから発売されたんだよ。懐かしいね、URCレコードって知ってる?
今はいろいろCDで再発されているけど、その当時は新宿の紀伊国屋まで行かないと買えなかった。
そんなことも思い出すときりがないくらい後から後から蘇ってくる。面白いなぁ。
ギターには名手の中川イサトさんがいた。イサトさんとは倉吉のロフトでお会いしました。
メンバーもいろいろ替わったけど、最近再結成しているみたいだね。
2曲目に収録、左右にフォークギターとガッドギターを頑張って弾いています。
高校時代はモダンフォークソング同好会に所属していて、先輩からPPMのコピーをするよう言われてね。
一生懸命スリーフィンガーのアルペジオをコピーしたものです。
この曲でもアルペジオを必死に弾いています。昔はうまかったんだけどなぁ。
コーラスも僕です。独特のハモりをしてみました。あなたもハモって歌っちゃうほうですか。2004年4月28日

 

03 教訓�  加川良

高校生のとき友だちと中津川フォークジャンボリーに参加した。
その時まだ新人だった加川良さんが少ないお客さんの前で歌っていたっけ。
その年のフォークジャンボリーは、吉田拓郎さんが「人間なんて」を何時間も歌ったり
メインステージは何だか訳のわからん連中に占領されちゃったり、いろいろあったよね。
行った人いるかなぁ、いたら今度話そうよね、どこで見てたとか、どうやって寝てたとかね。
で、教訓�に戻るけど、コード進行が簡単なのでですぐに覚えて歌うことができました。
その当時のフォークソングは反戦歌が多く歌われていてね。
「自衛隊にはいろう」という歌で、自衛隊をおちょくった歌なんだけど
何を勘違いしたんだか自衛隊が がこの歌はすばらしい、と勘違いしたらしい。まぁいろいろあるよね。
この教訓�も明るいタッチの演奏なんだけど、戦争反対の歌。
小松崎さんのアレンジがちょっとレゲエのリズムも入ったりしていたので
思いっきり明るくしてもらおうと思って、ホンキートンク調のピアノを弾いてもらった。
バイオリンのmomokaちゃんのソロもあるし、カントリーなんだかレゲエなんだかよくわかりませんが
明るく楽しいけれど、意味深い歌詞の歌となりました。

僕は戦争は反対です、なんとか話し合いで、人が傷つけ合わない世界ができるといいと思っています。

2004年4月30日

 

04 風  はしだのりひことシューベルツ

その当時すごい流行ったでしょ、たしか小学校だったか中学校だったかの教科書にも載ったはず。
フォーク・クルセダーズが解散した後、はしだのりひこさんが作ったグループでシューベルツが歌っていた。
当時はメロディーが綺麗で、ただなんとなく歌っていた。
フォーク系の雑誌「ガッツ」とか「ヤングセンス」とかにはお手本の曲として必ずコード進行が載ってたよね。
僕は楽譜とか読めないんだけど、ギターはこの雑誌で勉強したのね。
あとはレコード一生懸命聴いて、それをコピーしたのね。あの頃は練習したよ。
ご飯の時だってギターを手放さなかったもの。指の皮なんて何回もむけてね、それで血が出てきたこともあったよ。
今もあれくらい練習すればもっとうまくなるんだけどなぁ。今はその時の練習の財産で弾けてる感じだね。
シューベルツとクライマックスがどうもごっちゃになってるんだよね。
花嫁はクライマックスだよね、そこには坂庭さんがいて、花嫁を作曲したんだよね。
杉田二郎さんはシューベルツにいたんだよね、ちがったかなぁ。いろいろあるよね。
で、風なんだけど 、最近また歌い出してみると歌詞が良いんだよね。
人生いろいろあって、過去を振り返ってみるんだけど、そこにはただ風が吹いているだけなの。
若い子に、だからどうしたのとか言われちゃったけど、何だかさ、この年齢になって妙にわかるんだよね。
この歌詞がだんだんわかってきたら、あなたの人生も奥深いものとなってきてるんだと思うよ。
小松崎さんの鍵盤ハーモニカがいいね。ステージでは間奏にお客さんの口笛を吹いてもらっています。
みなさんもいっしょに歌ってね。

2004年5月1日

 

05 あの素晴しい愛をもう一度  加藤和彦と北山修

今回のCDはフォーククルセダーズ関係が多かったかも知れない。
すごく好きだったなぁ、他のグループとはちょっとちがった感じがしたね。メッセージがあったよね。
トラや帽子店のメンバーもすごく好きだったみたいだね、あんなグループみたいになりたいとか言っていたもの。
そのフォークルが解散後、加藤和彦さんと北山修さんが二人で歌った歌がこの歌。
さわやかだよね、この歌知らない人がいないんじゃないかなぁ。
フォークソング といったらこの歌をあげる人も多いんじゃないかな。
1番は加藤さん、2番は北山さん、3番は二人で、というイメージがあるので、
どうしても2番は誰かに歌ってもらいたかった。
そこで、小松崎さんに白羽の矢をたてたのでした。もう、僕のイメージピッタリ。
小松崎さんの暖かさ、優しさがでたと思うね。
小松崎さんとは、僕がTARAKOといっしょのグループで活動をしていたとき、
僕は彼女の1枚目のレコーディングでディレクターというか、まぁお世話係みたいなことをしていたのね。
で、その時のアレンジをお願いしたのが小松崎さんでした。
その時以来のお付き合いで、トラや帽子店関係では3枚目の「パレード」でキーボードで参加しています。
僕はその時はまだマネージャーじゃなかったんだけど、後から聞いて、なんか縁があるんだなぁと感じていました。
元トランザム、現在は高橋真梨子さんのバンド、ヘンリーバンドでキーボードを弾いています。
もう高橋真梨子さんとは何十年にもなるお付きあいだそうです。
12弦ギターを使っていますが、2台で弾いているように聞こえますけど、1台はキーボードです。
あの素晴しい愛をもう一度、って言えるような恋愛、してたよなぁ。
思い出すなぁあの頃の恋をしてたときの気持ち。
戻れないよなぁ、でもこれからでも出来るよね、うんきっと出来るよね。

CDだからA面、B面の分け方はないけど、僕の中ではこの曲でA面がおしまいになります。

2004年5月9日

 

 

06 雨が空から降れば  小室等と六文銭

この曲がB面のスタート、A面をひっくり返して針を落とす感じで聞いてね。

小室等さんて、フォーク界のドンって言うよね。古くからやっている方なんだよね。
関西フォークではなくて、東京のPPMフォロワーズというグループで、
その当時のモダンフォークソングのコピーバンドをされていたらしい。
ピーターポール&マリーとかブラザースフォーとかキングストントリオとかだね。
そのギターテクニックは素晴らしいと、当時はそのギターテクニックが話題になっていました。
ところでモダンフォークソングといえば、僕が高校時代に所属していたクラブは、
モダンフォークソング同好会、というクラブだったのだ。
そのクラブで先輩からスリーフィンガー奏法を教わり、PPMを必死にコピーしました。
クラブの方向はコーラスとギターテクニックが重視される傾向だったんだけど
僕の年代から全然違う方向にいっちゃったのでした。
なんせ、僕は高石さん岡林さんで入ったものだから、勝手にひとりで歌っていたというわけね。
でも同級生と赤い鳥をコピーするバンドも作っていて歌ってもいたけどね。
で話を戻して、小室さんのギターテクニックが素晴らしいという話でしたね。
僕は小室さんの解説した日本の唱歌の楽譜がありまして、それをすごく勉強したものでした。
でも楽譜は読めなかったので、大体の感じなんだけどね。
その時勉強した「ちいさい秋」とかは今でもライブで歌っているよ 。

この歌は六文銭というグループで歌っていたもの。
及川公平(字が違っていたらごめんなさい)さん、原孝(これも字が違うかも、ごめんなさい)さん、
四角佳子さん(事情を知っている人は知っている)、そして小室さんの編成だったと思う。
「面影橋から」とか 上条恒彦さんと歌った「旅立ちの歌」とかで世界歌謡祭とかにも出ていたっけね。
この曲は、高校生の時からよく口ずさんでいたので今回のCDに入れました。
きれいなメロディでしょ。ギターのベースラインが落ちてくるのがすごく好きなのね。
難しい歌詞なんだけど、 雨の日はしょうがないよね、と妙にそこだけ納得してしまう歌なのでした。
ほとんど取り直しもせず、1回でOKになった歌でした。
小室さんはトラや帽子店の「誰かが星を見ていた」をステージで歌ってくれているらしい。
直接僕には関係ないんだけど、ちょっとうれしいなぁ。

2004年5月9日

 

07 祭りのあと  よしだたくろう

フォークといったら「吉田拓郎でしょ」って答える人も多いんじゃないかなぁ。
そう、それだけビッグネームの人の歌を歌うか、ちょっと迷ったんだ。
あまりに個性が強くて、僕なんか歌ったんじゃファンの人に申し訳ないかなぁ、
とかちょっと弱気にもなっていたんだ。
でも、そんなこといったらこのCDすべての曲がそれぞれのファンの人には思い入れのある曲ばっかりなんだし、
それをあえて取り上げているわけだから、やっぱり吉田拓郎さんを避けるわけにはいかなかったのね。
歌いたい歌もいっぱいあるしね。数多い中から選んだのがこの歌でした。
なんでこの歌が好きなのかなぁ、お祭り騒ぎの後のむなしさとか寂しさが嫌いなんだけど好きなんだね。
すいません、わかりにくくて。そんな気持ちの時に素直に自分と向かい合えるような気がするんだよね。
しかし、楽しいことをすればするほどその後ってむなしさが大きいよね。
エレキギターは甥っ子のナオキが弾いている。若いよ、まだ20才。
プロのミュージシャンを目指して勉強中。けっこう2枚目で僕の若いときにそっくり(お約束のギャグ)。
毎日毎日飽きもせずギターを弾いている。これも僕の若いときにそっくり(これはホント)。
なんとかうまく世の中に出られたらいいんだけどね。こればっかしはねぇ。
けっこう古くさいフレーズのギターを弾いたね。
後からミキサーの三田村君が後半のギターソロにディレイをかけて、ますます良くなったね。
歌は最後まで納得できずに、ギリギリまで粘って仕上げました。
僕の声ってまっすぐだから、拓郎さんとは違った感じに聞こえるかな、でもこれが僕の祭りのあと。

おまけ
トラや帽子店での宴会芸に、中川さんの「アリさん出ておいで」というのがある。
中川さんのすね毛にアリさん(丸まったすね毛のこと)が何匹出てくるかっていう芸?なんだけど
これが終わった後、そのすね毛を元に戻すのが大変で、ホテルに帰ってお風呂で戻すんだそうだ。
その時必ず口ずさんじゃうのが、「祭りのあと」だってよく中川さんが言ってた。
なんだか、すごく実感があって、妙にそのことを憶えている。うん、ただそれだけ。

2004年5月10日

 

08 いちご白書をもう一度  バンバン

映画の「いちご白書」を見たことある人、ってあるライブで聞いたら一人しか手があがんなかったなぁ。
この歌を知っている人は多いけど、映画を見た人は以外と少ないんだよね。
反体制、反戦、ドロップアウト、学生運動、ヒッピー、長髪、
僕のちょっと上の世代の人たちが青春まっただ中にすごしたとき、こんな言葉がたくさんあふれていた。
僕も高校の時から反社会派だったな。
高校の詰め襟の制服が嫌で、高一の2学期から赤いセーターを着て、長髪で学校に行ってた。
先生に言われると、いや制服が1着しかないからとか言ってごまかしたり、
最後になると先生は毎日背広を替えられるのに、僕らは毎日同じ服なんですよね、とか居直ったりしてね。
結局3年になるまで逆らい続け、最後は全校集会を開いて、その場で演説して制服自由化を勝ち取ったのでした。
けっこういろいろやってたわけね。だからすごく問題児だったわけ。
そんな時代をテーマにした映画。学生がピースマークを描いた形で体育館に座り込み抵抗を続ける。
歌われるのはジョンレノンの歌。その学生たちを機動隊が一人一人を外に排除していく。
最後のラストシーンが忘れられないなぁ。ヒロインの女の子が可愛くてね、すごく好きだった。
そんな映画のことは歌の中では説明してないけど、学生集会だとか就職が決まって髪を切ったとか、
その時代を思い出すキーワードがいっぱい出てくる。
詩と曲はユーミン、僕と同じ歳なんだよ。僕は今考えるとすごい音楽シーンにたくさんいたんだね。
はっぴぃえんどのラストコンサートではアンプを運んで舞台のセッティングをしていたし、
ユーミンの結婚式では、ダウンタウンの宇崎さんが司会をした関係で舞台のスタッフをしてたりとかね。
同じ歳ではアルフィーもいるね。同級生っていいよね、同時代を生きてきたって感じがするもの。
言ってることとか、やってることとが感覚的によくわかるからね。 アルフィーのやりたいこととかよくわかるね。
そういえば、アルフィーの坂崎くんが再結成のフォークルに参加したとき、すごく嬉しいって言ってたけど
よくわかるね。まぁ今の若い子だったらスマップやモー娘に参加できるようなものだろうな。
歌っているのはバンバン。ばんばひろふみさんだよね。奥さんは黄色い衣装がお似合いの平山ミキさん。
まぁ、そんなことはどうでもいいよね。こんなことばっかりですいません。
エレキギターはやっぱりナオキが弾いている。
泣きのギターでディストーションをギンギンかけてって、言って弾いてもらった。
ちょっと歌にかぶって弾きすぎたけど、若さが出ていいでしょ。
バンバンのリードギターのフレーズを忘れるくらいだよね。僕は気に入っているんだ。
リードのフレーズっていえば、ダウンタウンのリードギター和田静男さんが 「裏切り者の旅」っていう曲で
レコーディングの直後に「なんだかバンバンのいちご白書をもう一度みたいなフレーズになっちゃった」、
って言ったのが忘れられないなぁ。
ギターばっかりの話しになっちゃったけど、ボーカルはコーラスもなく、ひとりで歌いきりました。
とにかく音程の幅があって、高いところを歌うのにとっても苦労しました。
でも、これくらいのハードな曲が入らないとCD全体がおとなしくなっちゃうからね。
そんな思いもあってこのCDに収録しました。 とにかく頑張りました、って感じです。

2004年5月10日

 

09 なごり雪  イルカ

フォークのCDだから、かぐや姫ははずせないなぁ、と選曲したんだけど、
「22才の別れ」か「なごり雪」の、どちらにするかですごく悩んだ。
結局「なごり雪」にしたんだけど、この歌はイルカが歌って大ヒットした歌だよね。
でも作曲が伊勢正三さんだし、かぐや姫も歌っているしね、と自分で納得してるんですが。
「22才の別れ」も好きな歌なので、いつかチャンスがあれば歌いたいと思っています。
さて、この歌ですが最近若い人が歌ってヒットしたのね。みんな良く知っているもの。
若い子にデモテープを聞いてもらったとき、この歌は知っていると言ってたものね。
良い曲だよね、歌いやすいし、歌詞に感情移入しやすいしね。映画にもなるしビッグヒットだよね。
小松崎さんのアレンジが素晴らしいね。ピアノとかバイオリンとかね。
前曲の「いちご白書をもう一度」が終わってから、入ってくるピアノのイントロが好きだなぁ。
1曲々聴くのも良いけど、続けて聴くっていうのもなかなか良いよ。 そんな聴き方もしてくれるといいな。
バイオリンのmomokaちゃんのフレーズもすごくいいね。
momokaちゃんは、小松崎さんがプロデュースをしている女の子。
今年北海道から上京してきたまだ大学生。赤坂のスタジオで初めて会ったんだけど、ちっちゃくて可愛いの。
それが、バイオリンを持って構えると顔つきが変わるんだよね。「おっ、これは」って思ったよ。
小松崎さんのホームページで紹介されているから、見てみてね。
このCDではいろいろな制約があってドラムが打ち込みなのね。
本当はバンドの一発録りとかしたかったんだけどなぁ。
でも良い音してるでしょ。いろいろ選んだり、調整したりしたからね。
小松崎さんなんかこのドラムいい音してるねぇ、と自画自賛だったものね。
途中のパーカッションとかを入れる作業がとっても面白かったなぁ。
小さい音とかコーラスとか、隅々まで気持ちが入っているから、そんな音も聞き逃さないでね。

2004年5月12日

 

 

10 イムジン河  ザ・フォーク・クルセダース

このCDを作ろうと決めたとき、最初からこの曲を最後に歌いたいと決めていました。

今だから歌いたい歌、いつだって歌っていきたい歌
歌に想いを託せるのなら、この歌に僕の想いを託したい
忘れちゃいけないことを、もう一度考えなくっちゃいけないことを
家族が、友だちが、恋人同士が、幸せに暮らせる土地、国、そして地球になれるように

想いが伝わってくれたら嬉しいです。

2004年5月12日

 

11 大きな古時計  ボーナストラック

大きな古時計は、僕が幼稚園保育園でのコンサートの最後にいつも歌っている歌です。
平井堅さんによって大ヒットをしたおかげで、ほとんどの園では子どもたちが知っている曲です。
この歌を歌うと、どこの園でも大合唱になります。
昔のものを今に伝える、時代や経験が引き継がれていく、今おとなが子どもにできることは何でしょう。
よく、どうやって子どもと遊んだらいいかわからない、という声を聞きます。
自分たちが子どもの頃、たくさん遊んだその遊びを、今の子どもたちと一緒になってまた遊べばいいんです。
その遊びを今の子どもたちが今風にアレンジして、また次の世代に伝えてくれるでしょう。

今、人間を取り巻く環境はこれでいいのか、よく考えます。
世の中のスピードに人はついていけるのでしょうか。
アレルギーとか花粉症とか、昔はそんなに多くはなかったように思います。
何かが人間の生きる行き方をじゃましているように思えてなりません。
それは何なんでしょう。正解ではないかも知れないけど、僕はこの時代のスピードだと思っています。
みんな急ぎすぎてるよね、周りが見えなくなっているよね。
もっとゆっくりやろうよ。周りを気にせずに自分らしく生きようよ。
これが、今僕がやっている仕事の中で、みなさんに伝えたいメッセージなんです。
そんなゆったりとした時が流れているのが、この大きな古時計に入っていると 思っています。

それと別の意味でこの曲を取り上げた理由があります。
いつか自分の子どもと合奏できないかと、子どもが楽器を習っていた頃から思っていました。
長女はアコーディオン、次女はバイオリン、そして僕が歌ってギターを弾く。そんな夢を実現させたかった。
長女は高校2年、次女は中学2年。当然プロ活動をしているわけでもなく、
お金をいただくCDに参加させるのもどうかと考えましたが、僕の気持ちを大切にしました。
ここは 父親のわがままと思って笑顔で、ほのぼのと聞いてもらえたら嬉しいです。

今はいろいろな事情で離れて暮らしているけど、 父親のわがままを聞いて参加してくれた娘たちに感謝します。
そして、僕をいつも応援してくれている皆さんに感謝します。
このCDの制作に携わってくれたすべての皆さま、ありがとうございました。
こんなに素敵なCDを作ることができました。
また明日から少しずつ歩んでいきたいと思います。 みんなも一緒に行こうよ、ねっ。

2004年5月18日

 

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